~下駄の形は色々あります!粋な下駄5選!~
こんにちは!こだわりきもの専門店キステです。 夏が近いという事で、今回は下駄(げた)のご紹介!! 高級桐下駄や素敵な花緒を挿げた物など浴衣や夏着物などに是非合わせて頂きたい下駄をご紹介したいと思います。
目次
二本歯の芳町(よしちょう)型の下駄【粋な下駄選び】
婦人用下駄の基本型
黒塗りに縁赤のラインが特徴的、更紗模様の正絹生地花緒が挿げられております。 深めの色合いで落ち着きがありますが、存在感ある下駄です。下駄の基本型という事もあるので、初めての方にもオススメのタイプです。
相右近(あいうこん)型の下駄【粋な下駄選び】
サンダル感覚で履ける厚みのある底
光沢のある博多織生地の花緒と、黒の下駄台の組み合わせが、締りのある印象です。 なだらかな下駄台の傾斜と程よい厚みが気軽に履けるデザイン。
高右近(たかうこん)型の下駄【粋な下駄選び】
美しいヒールの曲線が印象的
こちらも右近下駄なのですが、ヒールが高めの作りになっていて、スパンっと切り落とした彫り出しではなく、曲線を描いた踵部分が、柔らかな女性らしい印象。 赤と黒で塗り分けられた配色がかっこいい下駄です。
相三味(あいしゃみ)型の下駄【粋な下駄選び】
二本歯の四角いフォルムが粋なデザイン
四角い形が特徴的な相三味型、黒塗りに両脇縁が赤く塗られたデザイン、裏返すと金色の前金が引き立ちます。 花緒は正絹の縦縞模様、シックで粋なカッコイイ系下駄。
舟型(ふながた)の下駄【粋な下駄選び】
草履のような安定感で履きやすい
ぼこぼことした天に歌舞伎の幕をイメージした側面。 麻の葉柄の黒赤花緒が際立つ渋さが魅力の鎌倉彫舟型下駄。 鎌倉彫は比較的丈夫な塗りとされているので、履くほどに艶やかな風合いが増すと言われています。
まとめ
下駄とひとくくりにしていますが、実は色々な形がありますね! 鼻緒も、正絹だったり麻花緒だったりとさまざまな素材を使っているので、形・素材などに注目して探してみると新しい発見があるかもしれませんよ♪ 下駄と言うと夏、浴衣!のイメージが強いですが、今回紹介させて頂いた物は浴衣や夏着物はもちろん冬の着物などオールシーズン使える下駄! 着物は下駄+足袋を合わせて粋なスタイルを楽しんでくださいね! お気に入りの一足をみつけてあなたのラインナップに加えてみてはいかがでしょうか? その他にも色々な下駄を揃えていますのでチェックしてみてください♪