こだわりきもの専門店キステのY田です☆ 暖かくなったり、急に冷えたり…今年は変な冬ですね。 さてさて、前回から続いて帯の結び方! 今回は前回予告したとおり、文庫の応用結びをご紹介します! すっごく簡単だし 全然崩れないし ごまかせる! と、嬉しいことづくしの結び方(Y田個人の意見です)。 浴衣にも、着物にも合うのでここで覚えてぜひ結んでくださいね~^^ ※今回は着物を着てみましたー! あまり綺麗な着付けでは無いのはご了承ください・・・ また、鏡に写ったものを撮影しているので、合わせが逆になっています。
冬の半巾帯を楽しむ*文庫応用編*
【1】手先の長さは文庫よりも長めに取ります。
今回は手先も利用して結ぶので、長めに取ります。 私の場合はちょうど手が伸びきる長さ(おしりの出っ張りトップあたり)でした。
【2】胴に巻いて一結びするまでは文庫と一緒です
前回と同じように、胴に巻いて結んでください。 ※捻ることはお忘れなく!!
【3】ちょうちょ結びをします
今回のポイントはここ! 帯をちょうちょ結びしちゃいます。
靴紐を結ぶように、上から手先を掛け、
ぐるっと回してチョウチョ結びをします。
この時、輪の下側をそれぞれ引っ張ると、ぎゅーっとしっかり締まります。
【4】ちょうちょ結びの二本のタレ部分を下からぐるっと通し、上から垂れさせます
タレ先二本とも手に取り、下から通して
タレ先を綺麗に整え
結び目を綺麗に隠すように垂らします。
【5】余った部分をしまいます
タレの長さをいい感じに整え、余った部分を、胴に巻いた帯部分にしまいます。
結び目の下までしっかりとかぶせます。 こうすることで、結び目が自然と上に向き、ふっくらとした帯結びに。
【6】形を整えて完成です☆
形を綺麗に整えて完成です。
タレ先を下から通すときにねじって通せば、裏面も出せます。
後ろ姿も撮ってみました。 背中にしっかりとくっついてます。 どうです、簡単でしょ? リボン結びでギュッと結んじゃってるので、そう簡単には解けませんし、 タレを上からかぶせているから背もたれにもたれて多少形が崩れても気になりませんし、 簡単に形を整えられます。 更に、結び目のところがいい感じに帯枕代わりになって しっかりとボリュームを作ってくれるんです。 欠点としては、「帯をギュッと結んじゃうので皺が出来やすい」こと。 この結びをするときは、ポリエステルの帯が安心ですね。 ほどけやすいポリエステルの帯なんかは、この結び方で結べばよっぽど解けないと思います。 あ、注意点としては、長めの半巾帯じゃないとタレがいい感じに被ってくれないこと。最近の帯はよっぽど長いので大丈夫だと思いますが、4m前後の長さの半巾帯で結ぶのがおすすめです。
今回使った帯はキステで販売しています☆ 気になった方は▲コチラから☆