~意外と知らない草履の名称と楽しみ方~
こんにちは! こだわりきもの専門店キステのM下です。 朝晩と本当に寒くて、周りでも風邪気味の人がたくさん… 健康で過ごすために、手洗いうがいはしっかりしましょうね! さて今回は、「草履」各部の名称について。 「草履台」や「鼻緒」などの名前は知っている方も多いかと思いますが、細かく見ていくと、足の裏が当たる部分や鼻緒が挿げられている部分、など、各部分にきちんと呼び名があります。 今回は、基本的な草履の各部分の名称をご紹介します。 知っておくと、お気に入りの草履が見つかりやすくなるかもしれませんよ~。
草履の基本部分
基本となる部分は、下の通り。
基本的なところですが、たくさん名前がありますね。
天…足の裏が当たる面
天とは、ピンクで塗りつぶされた部分。足の裏が当たる面のことです。
巻…草履の側面
巻とは、オレンジで塗りつぶされた部分。草履を横から見たときの、側面の部分のことです。
この草履は「天」と「巻」の部分が違うデザインになっており、より個性派な仕上がりになっていますね。
鼻緒…草履台に挿(す)げる、緒の部分
鼻緒とは、グリーンで塗りつぶされた部分。花緒とも書きます。
もともとは「前緒」と「横緒」と部分によって名称が分かれていましたが、今では前緒+横緒をセットで鼻緒と呼ぶようになりました。
坪…指股で挟む部分
坪とは、青色で塗りつぶされた部分。前坪(まえつぼ)とも呼ばれます。
鼻緒を台に挿(す)げる、3点のうちの1点を担っています。
色んなデザインがあります
ちなみに例で挙げた草履を上から見るとこんな感じ。
前坪、天、鼻緒、そして見えませんが巻の部分も、すべて違うデザイン&色をしています。 街着で気軽に楽しむなら、こういった個性派デザインを楽しむのもいいですね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。 今回は基本的な名称をお伝えしました。 次回は、より細分化した部分の名称について、詳しくお伝えしたいと思います。
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