~下駄や草履の花緒がきつい時のワンポイント~
こんにちは! こだわりきもの専門店キステです。 今回は「草履」についてお届けいたします! 呉服屋さんなど、実店舗で草履を買った場合はその場で鼻緒を調節してくれるところも多いと思います。 しかし、キステで草履や草履バッグセットを購入された方、もしくはインターネット通販で草履を買った場合、いざ、届いてみると、「サイズはぴったりなのに、鼻緒がきつくて履けない…」 そんな体験、不安はありませんか? 今回、そんなお悩みにこたえるため、自分でできる鼻緒の伸ばし方をお伝えいたしますね!
使用日より前に履き慣らしておく
届いてから使用日まで時間がある場合、一番いいのがこの方法です。 一日数時間、履いておくだけでもかなり違います。 自分の足にぴったりフィットさせるには、この方法が一番です。
鼻緒の後ろの付け根を少しずつ伸ばす
まずは、下の写真のように鼻緒と草履台の間に指を通します。 この親指の付け根あたりに力を入れて、鼻緒が伸びるように少しずつ引き上げていきます。 引き上げすぎても戻らないので、自分の足にフィットするか確かめながら行ってくださいね。 下駄についても、同じ方法でお試しいただけます。
もし失敗してしまったら
伸ばし過ぎた時は、専門のお店(草履専門店や呉服店など)に行って直してもらうのが一番です。 ただし、草履には、直せるものと直せないものがあります。
直せる草履台の裏
日本製の本皮草履礼装用 >>この草履の詳しい情報はコチラ ポップモダン草履カジュアル用 >>この草履の詳しい情報はコチラ 草履をひっくり返して上のようになっているものは、伸ばし過ぎても再度調節してもらったり、古くなってきても鼻緒を挿(す)げ替えたりできます。
直せない草履台の裏
ウレタン底の草履カジュアル用 >ウレタン草履全般はコチラ こちらはいわゆる軽装草履と呼ばれ、裏側に鼻緒を入れ込んだ跡のない、サンダルと同じつくりのものになります。 そのため、一旦鼻緒が伸びてしまうと、調整ができません。 ただし、こちらは普段履きの草履として、かなりお安く、また気軽に履けるのが特長。 雨の日にも履ける、ウレタン素材のものがよく見られます。 消耗品として考えるなら、こちらもアリですね!
まとめ
どうしても時間の無い時以外は、履き慣らす&専門の方に任せるのが一番安心です。 時と場合に応じて、参考にしてみてくださいね。
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