~結婚式などで着用する黒留袖・色留袖に合わせる草履バッグセット、選び方のポイントや素材について~
こんにちは!こだわりきもの専門店キステです。 留袖に合わせる草履バッグセットをお探しの方、たくさんいらっしゃるんですよね。 そして最近よくいただく質問が、この2点。 「サイズはどれを選べばいいの?」 「デザインは何を基準に選べばいいの?」 この2点のうち、「サイズ」については、下の記事でご紹介しているので是非参考にしてみてください。
そこで今回は、留袖用の草履とバッグのセットについて、「色」と「素材」の選び方のポイントをお教えいたします! どんな基準で選べばいいか全くわからない!という方は必見です。留袖に合う草履バッグセットの色は?
かならず金・銀メインの色使いのものを選びましょう!
まず、留袖用の草履バッグセットで外せないルールがこれ! 必ず「金」または「銀」、または白が基調のデザインにすることです。
正絹綴れ織を使用した柔らかで上品なゴールド生地がベースとなった草履バッグセット。
梅華紋が織り込まれたバッグ生地と鼻緒は、礼装時に相応しい上品さと高級感を併せ持つ逸品です。
こちらはシルバーが基調。金がところどころに織り込まれています。上品ですね。
これは帯地タイプ。このように色糸が入っていても、金や銀が使われていればOKです。
なんとなくイメージが湧きましたか? 美しく黒留袖を着るなら、きっちり守っておきたいルールです。
留袖に合う草履バッグセットのデザインは?
素材はどれでもOK
金銀のものを選べばいいのね、と検索すると、「帯地」「エナメル」「合皮」「本革」…色々あって迷ってしまいますね。 ですが、「金・銀メインの色使い」のルールを守っていれば、基本的にどれを選んでもOKです! 主に使用されている素材の特性を、いくつか簡単に挙げておきますね。
エナメル素材~艶やかな表面が美しい素材!
つるんとした表面のエナメルコーディング加工をした草履やバッグは、一番ベーシックなタイプとも言えます。 高級感溢れる金箔入り綴れ織を使用し、優しくて華やかな12ヶ月の季節の花刺繍が施された、礼装時に相応しい上品なデザインです。
帯地素材~美しい色彩が個性豊かな逸品!
帯地とは、帯に使用されるようなデザインを、草履の鼻緒やバッグに取り入れたものです。 金銀がメインのものから、上のような色糸が使用されたものなど、美しいデザインが目を惹きます。 同じ帯地生地でも、ひとつひとつ柄の出方が多かれ少なかれ異なり、またデザインも豊富。 唐織や浮織など、ひっかけるとほつれてしまいやすい生地もあるので、扱いには少し注意が必要です。
本革素材~お手入れをしっかりすれば、長く愛用可能!
ほかの革製品同様、本革は、お手入れをすることで合皮より長く愛用できます。
合皮素材~お手入れが簡単、品ぞろえも豊富!
合皮(合成皮革)は、本革と比べ雨や汚れを気にせず履けますが、紫外線などで劣化はしていきます。 ラインナップが豊富で、比較的安価なものも多く流通しています。
素材や草履のデザインについては、下記の記事をご覧ください!
まとめ
いかがでしたか? 今回は、色と素材の2点に絞って、留袖姿に合う草履バッグセットをご紹介しました。 基本的に、色さえ守っていれば、あとはご自身のセンスや好み、そしてサイズとの相談になります。 大切な一日に使用するものですから、じっくり探したいものですね!