こんにちは! こだわりきもの専門店です。 紅葉シーズンに入ってきましたね! この時期しか楽しめない、色とりどりの木々たち。 イチョウや紅葉など種類も豊富で、紅葉が楽しめるのも日本ならではですね。 いつもの洋服とは違う、着物でしっとり紅葉を見に行くというのも素敵です! さて、今回は、今の時期から活躍する「袷のきもの」の隠れたお洒落について。 洋服では、ちらりと見えるところにまでこだわる人がお洒落さんと呼ばれますね。 たとえて言うと、靴下やインナーなどでしょうか。 きものでも、そういうお洒落ポイントを押さえていると、着姿がもっと素敵になるんです。 今回は、意外と見られている隠れたお洒落ポイントをご紹介します。
半衿(はんえり)
半衿は、長襦袢に縫い付けて、きものの汚れを防ぐアイテムです。 上の写真のようなベーシックなのは白無地で、礼装用でも使えるホワイトは清潔感もあって素敵です。 でもカジュアル着の場合、色柄がさまざまなものがあって、ここを工夫するのも楽しいんです。
カラフルな大小のドットや…
さりげない刺繍(クモの巣!)など… 衿元を変えるだけで、かなり印象も変わってきます。 色柄がたくさん出回っているので、見ているだけで楽しいですよ~!
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帯揚げ(おびあげ)
この「帯揚げ」は、お太鼓をつくる時に使う帯枕を包んで、固定する役割があるアイテムです。 見えるのは正面と、横向きのときだけ。 ちらりと出して控えめにしても、多目に出して強調しても良いですね。
上の写真は着物や帯揚げと同系色にしてナチュラル感を出していますが、ここに帯にあるような差し色を入れてアクセントにしても素敵です。
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八掛(はっかけ)
八掛とは、○がついた裏の部分。見えるのは、歩いて捲れたとき…。 あとは、着物の裾などからすこーし見えるくらいのもの。
でもこの八掛と帯の色を合わせたり、小物の色を合わせたりすると統一感が出て、お洒落度が増します。 カジュアルなきものの場合、おあつらえ(自分で仕立てる)の着物だと、自分の好きな色を選ぶことができます。 それに既製品(プレタ)でも、着姿のアクセントになるようなはっきりした色合いのものもあって見ていて楽しいんです。 いままで気にしていなかった方も、ぜひこれからチェックしてみてくださいね。
長襦袢(ながじゅばん)
長襦袢は、きものの下着るアイテム。 着崩れを防ぐのにも一役買ってくれています。 この長襦袢、ほとんど見えませんが、
袖口や…
身八つ口(みやつぐち)からちらりと見えます。 そんな長襦袢ですが、
こんな可愛らしい、華やかなものがたくさんあるんです。 洋服で重ね着を楽しむように、着物の同じような色合いで合わせるも良し、あえて反対色を入れて差し色を入れるも良し… いろんな楽しみ方ができます。 個人的には、洋服でいう「長い丈のボトムスから座った時にちらりと覗く靴下」、あるいは 「ふくらはぎ位の丈のブーツからちらりと見える厚手の靴下」の感覚です。 意外と…意外と見られてる部分なんですよね…!
*** いかがでしたでしょうか。 知れば知るほど、きもののお洒落って奥が深いんです。 自分にぴったりのコーディネートを探してみてくださいね。