こんにちは!キステの吉田です。 フォーマルな着物に関しましては、先日お話をさせていただきました。 今回は、カジュアルな着物「小紋」についてお伝えします。
小紋(こもん)
全体に細かい柄が、上下関係なく繰り返し入った着物です。 今では大柄のものも多く、モダンな柄の物もたくさんあります。 基本的には普段着として着用するものとなりますので 着用シーンとしては、街着や友人との軽いご飯などにおすすめです。 素材は、正絹はもちろん、化繊やコットンなどさまざまです。
ポップでお洒落な小紋。
大正ロマン調の小紋。
モダンで粋なよろけ縞。 和柄以外にも色々オシャレな柄の小紋がありますので ワンピース感覚で着ていただけたらと思います♪
◎江戸小紋(えどこもん)
爪楊枝でつけたような、小さな小さな柄が全面に染められた着物です。 少し離れてみると、色無地にも見えます。 柄が小さいほど良いとされてますが、それは型染の時に使う「型紙」を彫るのが、 小さな柄ほど難しいためです。 「鮫(さめ)」「行儀(ぎょうぎ)」「通し(とおし)」の3つの文様が有名どころで 「江戸小紋三役」と呼ばれています。 小紋よりも少しフォーマルな席にも着用ができ、 紋を入れたり、袋帯を締めることで入学式などのお式や、お茶会にも着用可能です! 半巾帯や名古屋帯でカジュアルに、袋帯でフォーマルに着こなしてください♪
オーソドックスな「鮫小紋」。
小さな四角がならんだ「角通し」。
こちらは可愛らしいクローバー柄。 着用シーンの多い江戸小紋は、初めて着物を誂える方に人気です。 シンプルな柄付けのため、大胆な柄の帯を合わせてもオシャレですよね。 1枚持っておきたい着物です。 さて、今回は「小紋」についてお伝えをしてきました。 次回は、高級普段着!?「紬」をご紹介します。 お楽しみに!
Mail : kisste@bbth.co.jp まで連絡お待ちしています♪