大学や専門学校の卒業式に袴で出席するのがもはや定番になってきています。
もちろん卒業式は袴でしょ!と思うのと同時にじゃあ袴に合わせる着物って何にすればいいの?
履物は何を合わせれば…と迷っていませんか?
お母様世代では色無地の着物に袴を合わせる事も多かったようですがここ最近では二尺袖や振袖を合わせて華やかにする方が多く、時代に合わせて卒業袴コーデの楽しみ方も変わってきているようです。
今回はみんなが着ている袴コーデも画像でご紹介!ぜひ参考にしてみて下さいね。
卒業袴の定番スタイルはこれ!二尺袖と袴!
二尺袖とは小紋や絵羽柄の訪問着の袖の長さを二尺(約76㎝)で仕立てたもの。
昔の若いお嬢様の着物を作る時には、袖丈をできるだけ長く仕立てる事が多く、その長さが二尺ぐらいだったとされています。
明治、大正時代の女学生さん達が普段着の二尺袖に袴を合わせて着た事が今日の卒業袴スタイルに受け継がれています。
現代の二尺袖の着物は卒業袴に合わせる着物として扱われていて、しかもレンタル着物は初めから着丈も短く仕立てられていますので足さばきも無くラクに着る事ができます。袖丈も短く扱いやすいのが人気の理由かもしれませんね。
定番スタイルにブーツ合わせでレトロ感をプラス!
卒業袴にブーツO.K! 定番スタイルの二尺袖着物の柄にはトレンドのレトロ柄も多く人気があります。
昔の女学生さんの様にブーツを履けばさらにレトロ感の出るコーディネートになります。
明治大正時代のハイカラさん風を目指すならこのスタイルで!ブーツを履く場合は着付けの時に袴の丈を短めに着付けてもらいましょう。
草履に比べると慣れている分歩きやすいので、公共交通機関を使って卒業式当日の会場まで行かれる方も階段の上り下りなどラクになります。
振袖と合わせれば華やかな卒業袴スタイルに!
成人式に着た振袖を卒業袴に合わせるのも人気が出てきています。
そもそも振袖には小振袖、中振袖、大振袖(本振袖)があり、成人式に着る振袖は中振袖と呼ばれるもの。袖の長さで呼び方が変わり大振袖は結婚式のお色直しで着るものなので卒業袴に合わせるのは小振袖か中振袖がよいでしょう。
成人式の時にお気に入りで購入した振袖を着ない手はありません!袴に合わせて振袖の着丈は短く着付けて帯も幅の狭い袴下帯を使うので、振袖姿よりもラクに着る事ができます。ブーツを合わせれば足元も軽やかになりますね。
二尺袖と比べると袖が長い分、より華やかな卒業袴スタイルになります。
袴の選び方は?あなたにピッタリのサイズとは
袴を選ぶ時はまず上の着物の色柄を選んで、それに合わせて下の袴の色を決めるようするとスムーズです。色柄も袴選びには重要ですが、その際に気をつけておきたいのがサイズです。ご身長に合わせてサイズがありますのでご自分に合っているかどうかお店のスタッフさんに確認すると良いでしょう。
Sサイズ(約150㎝~約155㎝)
Mサイズ(約155㎝~約160㎝)
Lサイズ(約160㎝~約165㎝)
LLサイズ(約165㎝~約170㎝)
あくまでも基本的な目安になりますので実際にご試着されることをお勧めします。
まとめ
いかがでしたか?今回は失敗しない卒業袴のコーデのご紹介でした。
着物の事を少し知っていれば卒業袴スタイルにも自信が持てるのではないでしょうか?
貴方らしい卒業袴コーデで卒業式をステキな想い出にしてみてはいかがですか?
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